ベクトルプロセッサー(vector processor)とは、CPUの内部の回路の大部分をベクトル演算に振った製品の総称です。
主に大量のデータを延々と処理し続けたいスーパーコンピューターで大流行しました。
なお、パソコンやスマホではベクトル演算器をオマケ程度に付けたCPUが主流です。これらはベクトルプロセッサーに対して「スカラープロセッサー」と呼ばれます。
ベクトルプロセッサーの新形態でありベクトルコプロセッサーともいえる「GPU」を使った「GPGPU」の登場で主流は完全にそちらになっています。