「アクセストークン」の版間の差分

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アクセストークンとセッションIDの大きな違いは、アクセストークンでは「[[サーバー]]側で[[セッション]]([[データ]])を保持しない」点にある。アクセストークンはあくまでパスワードの代わりであり、通信するたびに毎回ログインするような感じになる。[[データ]]を保存したければちゃんと[[データベース]]に入れろという考えである。
 
アクセストークンとセッションIDの大きな違いは、アクセストークンでは「[[サーバー]]側で[[セッション]]([[データ]])を保持しない」点にある。アクセストークンはあくまでパスワードの代わりであり、通信するたびに毎回ログインするような感じになる。[[データ]]を保存したければちゃんと[[データベース]]に入れろという考えである。
  
これにより「セッション切れ」の処理が不要となり、またどこにセッションデータがあるかを考えなくて良いので[[ロードバランサー]]の設置が容易になる。なので同時接続数が1万を超えたあたりからセッションではきつくなってくるが、アクセストークンなら余裕でさばけると言われている。
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これにより「セッション切れ」の処理が不要となり、また「どこにセッションデータがあるか」を考えなくて良いので[[ロードバランサー]]の設置が容易になる。なので同時接続数が1万を超えたあたりからセッションではきつくなってくるが、アクセストークンなら余裕でさばけると言われている。
  
 
== 関連項目 ==
 
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* [[JWT]]
 
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2019年7月23日 (火) 08:36時点における最新版

アクセストークン英語:Access Token)とは、ユーザーを識別するための文字列のことである。

概要[編集 | ソースを編集]

アクセストークンは大雑把にいえば「パスワード」と「セッションID」の中間的なものである。

アクセストークンを用いる通信は、クライアントからサーバーへ通信する際にパスワードを毎回送信するようなものである。

ただし、いわゆるパスワードでは漏洩した際のダメージが大きいため、ログインする時以外はログイン時に発行されたアクセストークンを用いる。これだけ見るとセッションIDとまったく同じだ。

アクセストークンとセッションIDの大きな違いは、アクセストークンでは「サーバー側でセッションデータ)を保持しない」点にある。アクセストークンはあくまでパスワードの代わりであり、通信するたびに毎回ログインするような感じになる。データを保存したければちゃんとデータベースに入れろという考えである。

これにより「セッション切れ」の処理が不要となり、また「どこにセッションデータがあるか」を考えなくて良いのでロードバランサーの設置が容易になる。なので同時接続数が1万を超えたあたりからセッションではきつくなってくるが、アクセストークンなら余裕でさばけると言われている。

関連項目[編集 | ソースを編集]