「オンライントランザクション処理」の版間の差分

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古い[[メインフレーム]]などで動く[[システム]]では、トランザクション処理を依頼すると、まず受付伝票だけが返ってきて、真夜中に[[バッチ処理]]が走り、翌朝くらいに結果が届くという「オフライン」のトランザクション処理が主流であったため、それらと区別する目的で「オンライン」と呼ばれる。
 
古い[[メインフレーム]]などで動く[[システム]]では、トランザクション処理を依頼すると、まず受付伝票だけが返ってきて、真夜中に[[バッチ処理]]が走り、翌朝くらいに結果が届くという「オフライン」のトランザクション処理が主流であったため、それらと区別する目的で「オンライン」と呼ばれる。
  
今となっては一般人が目にする[[PCサーバー]]では「リアルタイムではないトランザクション処理」が皆無なので単に「トランザクション処理」「トランザクション」と呼ばれることが多い。
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今となっては一般人が目にする[[PCサーバー]]では「リアルタイムではないトランザクション処理」が皆無なので、単に「トランザクション処理」「トランザクション」と呼ばれる場合の99%くらいはOLTPを指している。

2020年11月20日 (金) 01:43時点における最新版

オンライントランザクション処理英語:Online Transaction Processing, 略称:OLTP)とは、いわゆる「MySQLPostgreSQLなどのデータベーストランザクション」のことである。

よくある「BEGIN」「COMMIT」「ROLLBACK」に対応するシステムの総称であり、MySQLPostgreSQLなどのデータベースに限らず、独自仕様であってもこの3つをサポートしていればOLTPである。結果にコミットするのが重要。

オンラインとは[編集 | ソースを編集]

名称に含まれる「オンライン」とは「ネットワーク越し」という意味ではなく「リアルタイムで処理して結果を返す」という意味である。

古いメインフレームなどで動くシステムでは、トランザクション処理を依頼すると、まず受付伝票だけが返ってきて、真夜中にバッチ処理が走り、翌朝くらいに結果が届くという「オフライン」のトランザクション処理が主流であったため、それらと区別する目的で「オンライン」と呼ばれる。

今となっては一般人が目にするPCサーバーでは「リアルタイムではないトランザクション処理」が皆無なので、単に「トランザクション処理」「トランザクション」と呼ばれる場合の99%くらいはOLTPを指している。