「クライアントHyper-V」の版間の差分

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動
(ページの作成:「'''クライアントHyper-V'''とは、Windows 8に付属しているHyper-Vの機能制限バージョンである。 ==概要== クライアントHyper-Vと...」)
 
23行目: 23行目:
  
 
===インスタンス化権が付いていない===
 
===インスタンス化権が付いていない===
Windows Serverを買うと「仮想マシンとして使ってもいいよ権」が付属しているが、クライアントHyper-Vには付属していない。
+
Windows Serverを買うと「なんと今なら仮想マシン利用権がもう1個ライセンス付属!」しているが、クライアントHyper-Vには何も付属していない。
  
[[Windows 7]]には[[XPモード]]という[[Windows XP]]のインスタンス化権が付属していたが、[[Windows 8]]には一切なにも付属していないので別途[[OS]]を購入する必要がある。
+
[[Windows 7]]には[[XPモード]]という[[Windows XP]]のインスタンス化権が付属していたが、[[Windows 8]]には一切なにも付属していないので[[Windows XP]]などを動かしたい場合は別途[[OS]]を購入する必要がある。
  
 
==関連項目==
 
==関連項目==

2014年9月2日 (火) 15:59時点における版

クライアントHyper-Vとは、Windows 8に付属しているHyper-Vの機能制限バージョンである。

概要

クライアントHyper-Vとは「クライアントOSでしか使わんだろ」という機能を削ったゴミである。

主な機能制限

Remote FXが使えない

Remote FX(仮想マシンでDirectXを使う機能)が使えないのでゲームはもとより、デザイン関連やCG関連、動画関連のソフトウェアなどは壊滅的に動かない。 さらにWPFを利用した普通のソフトウェアもほとんどダメであり、Windows VistaからWindows 7の時代くらいに.NET Frameworkを利用して作られた業務アプリも壊滅的に動かないことが多い。

クライアントDirectXを使わず、サーバーDirectXを使うかバカいるのかよ。

Hyper-Vレプリカが使えない

仮想マシンを動かしたままで複製やバックアップが出来ない。 仮想マシンを止めてvhdファイルをコピーするという原始的な方法は利用できるので大した問題ではない。

仮想マシンのライブ・マイグレーションが使えない

クライアントでライブマイグレーションなど使うヤツなどいないので大した問題ではない。

Single Root I/O Virtualizationが使えない

ハイパーバイザーを介さず、ゲストOSから直接Fibre Channelにアクセスする機能が使えない。 Fibre ChanneliSCSIどころかThunderbolt以上にレア度が高いので大した問題ではない。

インスタンス化権が付いていない

Windows Serverを買うと「なんと今なら仮想マシン利用権がもう1個ライセンス付属!」しているが、クライアントHyper-Vには何も付属していない。

Windows 7にはXPモードというWindows XPのインスタンス化権が付属していたが、Windows 8には一切なにも付属していないのでWindows XPなどを動かしたい場合は別途OSを購入する必要がある。

関連項目

参考文献