「3Dテレビ」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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2012年のロンドンオリンピックでの特需を当て込んだ目玉機能として、
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2012年のロンドンオリンピックでの特需を当て込んだ目玉機能として、2010年頃から家電各社が3Dテレビをゴリ押しした。
2010年頃から家電各社がゴリ押しした。
 
  
専用メガネが不便すぎで大変不評であった。
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しかし3Dテレビではほぼ必須といえた「専用メガネ」が不便すぎで大変不評であった。残念ながらメガネ不要の裸眼3Dテレビは業務用のみで民生品は登場しなかった。専用メガネはメーカーごとに互換性はないわ、そもそも日本人はメガネ率が高いため「メガネonメガネ」で非常に不快だわと欠点だらけであった。
専用メガネはメーカーごとに互換性はないわ、
 
そもそも日本人はメガネ率が高いため「メガネonメガネ」で非常に不快だわと欠点だらけであった。
 
  
そのためか宣伝されまくった割にはブルーレイなどでわずかにコンテンツが登場したのみであった。
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そのためか3Dテレビ自体は宣伝されまくった割に、コンテンツは[[ブルーレイ]]などでわずかに登場したのみであった。
  
 
2017年に日本で発売されたテレビは1機種も3D機能を搭載していない。
 
2017年に日本で発売されたテレビは1機種も3D機能を搭載していない。
 
この頃から目玉機能は「[[4K]]」と「[[有機EL]]」になった。
 
この頃から目玉機能は「[[4K]]」と「[[有機EL]]」になった。
  
ちなみに3Dテレビの市場は死んだが、3Dテレビの技術は「[[VR]]」の世界の基礎技術として使われている。
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ちなみに3Dテレビの市場は死んだが、3Dテレビの技術は「[[VR]]」の世界の基礎技術として使われている。3Dテレビを[[ヘッドマウントディスプレイ]]にして[[ジャイロセンサー]]などを搭載したのがVRだ。
3Dテレビを[[ヘッドマウントディスプレイ]]にして[[ジャイロセンサー]]などを搭載したのがVRだ。
 
  
 
== 関連項目 ==
 
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2020年7月31日 (金) 08:54時点における最新版

3Dテレビとは、立体視に対応したテレビのことである。

概要[編集 | ソースを編集]

2012年のロンドンオリンピックでの特需を当て込んだ目玉機能として、2010年頃から家電各社が3Dテレビをゴリ押しした。

しかし3Dテレビではほぼ必須といえた「専用メガネ」が不便すぎで大変不評であった。残念ながらメガネ不要の裸眼3Dテレビは業務用のみで民生品は登場しなかった。専用メガネはメーカーごとに互換性はないわ、そもそも日本人はメガネ率が高いため「メガネonメガネ」で非常に不快だわと欠点だらけであった。

そのためか3Dテレビ自体は宣伝されまくった割に、コンテンツはブルーレイなどでわずかに登場したのみであった。

2017年に日本で発売されたテレビは1機種も3D機能を搭載していない。 この頃から目玉機能は「4K」と「有機EL」になった。

ちなみに3Dテレビの市場は死んだが、3Dテレビの技術は「VR」の世界の基礎技術として使われている。3Dテレビをヘッドマウントディスプレイにしてジャイロセンサーなどを搭載したのがVRだ。

関連項目[編集 | ソースを編集]