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2024年2月8日 (木) 07:13時点における最新版
ARM Cortex-A7とは、2011年にARMが発表したCPUです。
概要[編集 | ソースを編集]
Cortex-A7はARMv7-Aアーキテクチャを実装した32ビットCPUです。
Cortex-A7はCortex-A8の後続品です。後続品なのに数字が小さくなっているのは「同等性能で小型化と省電力化した」という意味だそうです。非常に紛らわしいですね。
また、ARM初の「big.LITTLEアーキテクチャ」を実装した最初の製品であり、 Cortex-A15と組み合わせてヘテロジニアスマルチコアを実現できるそうです。
主な仕様[編集 | ソースを編集]
- 8ステージ・パイプラインによる部分的なデュアルイシュー、インオーダー
- NEON (SIMD命令セット拡張)
- VFPv4 (浮動小数点演算ユニット)
- Thumb-2命令セットのエンコーディング
- Jazelle RCT
- ハードウェア仮想化
- ラージページアドレス拡張 (こんなCPUで使っている事例は存在しないと思う)
- 統合L2キャッシュ(最大1MB)
- 1.9DMIPS/MHz
- 標準的なクロック速度 1.5GHz (実際は1.3GHz製品が主流だった)