ARM Cortex-A7
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ARM Cortex-A7とは、2011年にARMが発表したCPUである。
概要[編集 | ソースを編集]
Cortex-A7はARMv7-Aアーキテクチャを実装した32ビットCPUである。
Cortex-A7はCortex-A8の後続品である。 後続品なのに数字が小さくなっているのは「同等性能で小型化と省電力化したため」らしい。
また、ARM初の「big.LITTLEアーキテクチャ」を実装した最初の製品であり、 Cortex-A15と組み合わせてヘテロジニアスマルチコアを実現できる。
主な仕様[編集 | ソースを編集]
- 8ステージ・パイプラインによる部分的なデュアルイシュー、インオーダー
- NEON (SIMD命令セット拡張)
- VFPv4 (浮動小数点演算ユニット)
- Thumb-2命令セットのエンコーディング
- Jazelle RCT
- ハードウェア仮想化
- ラージページアドレス拡張 (こんなCPUで使っている事例は存在しないと思う)
- 統合L2キャッシュ(最大1MB)
- 1.9DMIPS/MHz
- 標準的なクロック速度 1.5GHz (実際は1.3GHz製品が主流だった)