「ARM DynamIQ」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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基本的には「[[big.LITTLE]]」の<del>リネーム商法</del>改良品である。
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基本的には「[[big.LITTLE]]」の<del>[[リネーム商法]]</del>改良品である。
  
 
[[big.LITTLE]]では1クラスタ4コアだったものが、DynamIQでは1クラスタに最大8コアを搭載できるようになった。
 
[[big.LITTLE]]では1クラスタ4コアだったものが、DynamIQでは1クラスタに最大8コアを搭載できるようになった。

2017年3月22日 (水) 02:46時点における最新版

ARM DynamIQとは、ARMが2017年3月21日(米国時間)に発表したマルチコアを制御するテクノロジーである。

概要[編集 | ソースを編集]

基本的には「big.LITTLE」のリネーム商法改良品である。

big.LITTLEでは1クラスタ4コアだったものが、DynamIQでは1クラスタに最大8コアを搭載できるようになった。 この変更はサーバー分野への進出を狙ったものと思われる。 スマホでは消費電力コスパの関係から従来通り「bigクラスタ2コア+LITTLEクラスタ4コア」という構成が主流なのは変わらないと思う。 ただコア数が増やしやすくなったことから「人工知能専用コア」などのレスポンス向上を狙ったものを搭載してくるSoCが登場するかもしれない。

また、big.LITTLEではクラスタ単位でパフォーマンスを調整するようになっていたが、DynamIQではコア単位で制御できるようになった。 インテルターボ・ブースト・テクノロジーみたいな事ができるようになるようである。 これはゲーム分野では特に有効かもしれない。

その他にもクラスタ間のメモリ帯域が広くなっているなど状態変化に強くなっている。

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]