「Amlogic」の版間の差分

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主に[[ARM]]を採用した[[SoC]]を作っている。
 
主に[[ARM]]を採用した[[SoC]]を作っている。
  
中国や台湾の競合他社の[[SoC]]よりも動作周波数が高めなのが特徴である。他社製品がCortex-A53の1.4GHz前後なところAmlogic製品はCortex-A53の2.0GHzなどということが多い。まさにアメリカンなマッスル仕様である。また、[[GPU]]に関しても「世界初の[[Mali-450]]で6コアを達成」などという宣伝を繰り広げている。やっぱり脳ミソまで筋肉でできているアメリカンなマッスル仕様である。
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Amlogic製品は中国製の[[Android]]を搭載した[[セットトップボックス]]([[Android TV BOX]])によく採用されている。Android TVでも5000円未満のローエンド帯は[[Rockchip]]や[[Allwinner]]などが多く、5000円から1万円のミドルレンジから1万円オーバーのハイエンド帯はAmlogicを採用している製品が多い。
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Amlogicの[[SoC]]は中国や台湾の競合他社の[[SoC]]よりも動作周波数が高めなのが特徴である。他社製品がCortex-A53の1.4GHz前後なところAmlogic製品はCortex-A53の2.0GHzなどということが多い。まさにアメリカンなマッスル仕様である。
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また、[[GPU]]に関しても「世界初の[[Mali-450]]で6コアを達成」などという宣伝を繰り広げている。やっぱり脳ミソまで筋肉でできているアメリカンなマッスル仕様である。
  
Amlogic製品は中国製の[[Android]]を搭載した[[セットトップボックス]]([[Android TV BOX]])によく採用されている。Android TVでも5000円未満のローエンド帯は[[Rockchip]]や[[Allwinner]]などが多く、5000円から1万円のミドルレンジから1万円オーバーのハイエンド帯はAmlogicを採用している製品が多い。
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当然ながら発熱も凄い。ここのSoCを積んだAndroid TV BOXなどの完成品ですら高負荷にすると熱暴走することが多々ある。

2020年8月1日 (土) 11:23時点における版

Amlogic Inc.(あむろじっく)とは、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララに本社を構える半導体企業である。

主にARMを採用したSoCを作っている。

Amlogic製品は中国製のAndroidを搭載したセットトップボックスAndroid TV BOX)によく採用されている。Android TVでも5000円未満のローエンド帯はRockchipAllwinnerなどが多く、5000円から1万円のミドルレンジから1万円オーバーのハイエンド帯はAmlogicを採用している製品が多い。

AmlogicのSoCは中国や台湾の競合他社のSoCよりも動作周波数が高めなのが特徴である。他社製品がCortex-A53の1.4GHz前後なところAmlogic製品はCortex-A53の2.0GHzなどということが多い。まさにアメリカンなマッスル仕様である。

また、GPUに関しても「世界初のMali-450で6コアを達成」などという宣伝を繰り広げている。やっぱり脳ミソまで筋肉でできているアメリカンなマッスル仕様である。

当然ながら発熱も凄い。ここのSoCを積んだAndroid TV BOXなどの完成品ですら高負荷にすると熱暴走することが多々ある。