「Chainfire3D」の版間の差分

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Chainfire3Dを入れた状態で[[ゲーム]]などのアプリから[[GPU]]にアクセスすると、本来Androidに搭載されている実GPUではなく、Chainfire3Dが偽装した仮想GPUが見えるようになる。これによりアプリ側が特定の実GPUに非対応であっても、Chainfire3Dが対応する実GPUであれば、仮想GPUと実GPUの命令を変換することで強引に実GPUを使うように調整してくる。
 
Chainfire3Dを入れた状態で[[ゲーム]]などのアプリから[[GPU]]にアクセスすると、本来Androidに搭載されている実GPUではなく、Chainfire3Dが偽装した仮想GPUが見えるようになる。これによりアプリ側が特定の実GPUに非対応であっても、Chainfire3Dが対応する実GPUであれば、仮想GPUと実GPUの命令を変換することで強引に実GPUを使うように調整してくる。
  
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Chainfire3Dは[[root化]]した[[Android]]でなければ利用できないので若干敷居が高い。そもそもマイナーな機種の場合は[[root化]]の手順が発見されにくいという問題を抱えている。
 
Chainfire3Dは[[root化]]した[[Android]]でなければ利用できないので若干敷居が高い。そもそもマイナーな機種の場合は[[root化]]の手順が発見されにくいという問題を抱えている。
  
 
Chainfire3Dに対応していない機種ではChainfire3Dの[[デバイスドライバー]]を[[インストール]]すると[[文鎮化]]することがあるので注意しよう。なお、そのほとんどはChainfire3Dの[[デバイスドライバー]]の相性の問題によるものであり、いわゆる[[ソフトブリック]]なので[[バックアップ]]などから[[ROM焼き]]すれば復活する。[[バックアップ]]は大事だよ。
 
Chainfire3Dに対応していない機種ではChainfire3Dの[[デバイスドライバー]]を[[インストール]]すると[[文鎮化]]することがあるので注意しよう。なお、そのほとんどはChainfire3Dの[[デバイスドライバー]]の相性の問題によるものであり、いわゆる[[ソフトブリック]]なので[[バックアップ]]などから[[ROM焼き]]すれば復活する。[[バックアップ]]は大事だよ。
  
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なお、Chainfire3Dは[[Android 2.3]]までが正式サポートであり、それ以降は実験的なサポートのまま2011年から放置されている。[[Android 4.1]]以降を使用しているのであれば類似ツールである「[[GLTools]]」を利用した方が良い。[[GLTools]]はアホみたいにマイナーな[[イーモバイル]]の[[GL07S]]でも正常に動作した。
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==インストール==
 
Chainfire3D自体は[[Google Play]]から簡単に[[インストール]]できる。
 
Chainfire3D自体は[[Google Play]]から簡単に[[インストール]]できる。
 
<ref>[https://play.google.com/store/apps/details?id=eu.chainfire.cf3d&hl=ja root Chainfire3D - Google Play の Android アプリ]</ref>
 
<ref>[https://play.google.com/store/apps/details?id=eu.chainfire.cf3d&hl=ja root Chainfire3D - Google Play の Android アプリ]</ref>
  
Chainfire3Dを開発しているのは[[root化]]でおなじみの[[SuperSU]]の[[中の人]]たちである。
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Chainfire3Dを開発しているのは[[root化]]でおなじみの[[SuperSU]]の[[中の人]]である。
  
 
==関連アプリ==
 
==関連アプリ==

2014年3月19日 (水) 15:58時点における版

Chainfire3D(読み:ちぇーんふぁいあーすりでぃー)とは、Androidに仮想GPUを作り出すアプリである。root化したAndroidでのみ利用できる。

概要

AndroidではGPU前提のアプリであっても、アプリが対応していない(認識できない)GPUの場合には基本的にGPUを使わないソフトウェアレンダリングが利用され、非常に処理が遅くゲームなどでは絶望的状況になる。このような事態は非常にレアな機種に搭載されているGPUであったり、アプリが古いため最新のGPUを認識できないなどという理由で発生する。3Dを使いまくるゲームは売り切り形式が多いので、ソーシャルゲームのように頻繁にアップデートなども行われないため、とくにこのような状況になりやすい。

Chainfire3Dを入れた状態でゲームなどのアプリからGPUにアクセスすると、本来Androidに搭載されている実GPUではなく、Chainfire3Dが偽装した仮想GPUが見えるようになる。これによりアプリ側が特定の実GPUに非対応であっても、Chainfire3Dが対応する実GPUであれば、仮想GPUと実GPUの命令を変換することで強引に実GPUを使うように調整してくる。

動作条件

Chainfire3Dはroot化したAndroidでなければ利用できないので若干敷居が高い。そもそもマイナーな機種の場合はroot化の手順が発見されにくいという問題を抱えている。

Chainfire3Dに対応していない機種ではChainfire3Dのデバイスドライバーインストールすると文鎮化することがあるので注意しよう。なお、そのほとんどはChainfire3Dのデバイスドライバーの相性の問題によるものであり、いわゆるソフトブリックなのでバックアップなどからROM焼きすれば復活する。バックアップは大事だよ。

なお、Chainfire3DはAndroid 2.3までが正式サポートであり、それ以降は実験的なサポートのまま2011年から放置されている。Android 4.1以降を使用しているのであれば類似ツールである「GLTools」を利用した方が良い。GLToolsはアホみたいにマイナーなイーモバイルGL07Sでも正常に動作した。

インストール

Chainfire3D自体はGoogle Playから簡単にインストールできる。 [1]

その他

Chainfire3Dを開発しているのはroot化でおなじみのSuperSU中の人である。

関連アプリ

  • SuperSU
    root化のほぼ必須アプリ。Chainfire3Dと同じ作者。
  • GLTools
    Chainfire3Dの類似アプリ。Android 4.1以上ならばこちらの方が高機能かつ安定している。ただし有料版のみ。

関連項目

参考文献