STREAM X GL07S

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STREAM X GL07Sとは、華為技術日本が製造し、イー・モバイルが2013年3月7日に発売したAndroidを搭載したスマートフォンである。

概要[編集 | ソースを編集]

Ascend P2の日本向けモデルである。

定価42,000円であったが、発売直後から一括0円から一括9800円程度でばらまかれた。

SIMロック[編集 | ソースを編集]

GL07Sの初期モデルはSIMフリーであったが、後のアップデートによりSIMロックが施された(ビルドB213から)。 このアップデートを適用してしまうとドコモの回線を使ったMVNO格安SIMでの通信が出来ないという状態が発生する。 ワイモバイルではSIMロック解除には応じない方針であるためアップデートしてしまったら最後である。 この事件を境にroot化による野良ビルドを利用した独自アップデートが流行した。

スペック[編集 | ソースを編集]

GL07Sのハードウェアは大雑把に言えばドコモdtabを液晶サイズやバッテリー容量を削って小さくしたものと思ってまず間違いない。

OS[編集 | ソースを編集]

  • Android 4.1.2

SoC[編集 | ソースを編集]

SoCに搭載されているCPUGPUは地味に高性能であり、ベンチマークなどでも同世代他社製品と比べても見劣りしない良好なスコアを記録している。いわゆる中華パッドと呼ばれる製品群でグレーゾーンどころか真っ黒なエミュレーターを快適に動かすために作られたような一品である。

ただし、あまりにマイナーであり特殊であるため、このSoCに最適化されていないゲームなどのアプリ(世の中に存在するゲームのほとんど)では「GPUなし」と誤認識され、ソフトウェアレンダリングを使用されることになる。その結果、初代スナドラ程度の性能しか発揮できないという弱点を持つ。アーメン。

今のところこの問題を解決できる唯一の救世主は「GLTools」である。

メモリ[編集 | ソースを編集]

ディスプレイ[編集 | ソースを編集]

  • タイプ:TFT液晶 (LTPS)
  • サイズ:約4.7インチ
  • 解像度:1280 x 720

カメラ[編集 | ソースを編集]

  • メイン:約1300万画素 (CMOS, オートフォーカスあり)
    • 動画記録サイズ: 1920 x 1088
    • 静止画記録サイズ: 4160 x 3120 (JPEG)
  • サブ:約130万画素 (CMOS, オートフォーカスなし)

バッテリー容量[編集 | ソースを編集]

  • 2350mAh
  • 連続待受時間: LTE 約270時間 / 3G 約310時間
  • 連続通話時間: 約760分
  • WiFiテザリング連続通信時間: LTE 約480分 / 3G 約480分

通信方式[編集 | ソースを編集]

  • LTE 1800 (B3)
  • W-CDMA 1700 (IX)
  • W-CDMA 2100 (I)
  • GSM 900
  • GSM 1800
  • GSM 1900

WiFi[編集 | ソースを編集]

  • IEEE802.11b/g/n準拠 WPA2-PSK(AES)
  • WiFiテザリング最大接続台数:8台

Bluetooth[編集 | ソースを編集]

  • Bluetooth 4.0 + EDR (3.0互換)
  • class 1 (100m)
  • HFP,HSP,OPP,A2DP,AVRCP,PBAP,PAN,HID,SPP,FTPserver

その他[編集 | ソースを編集]

  • SIMサイズ: microSIM
  • 日本語入力機能:FSKAREN
  • PCモデム接続対応OS:WinXP(sp3)~Win8
  • サイズ:約67(W)x137(H)x8.6(D)mm(最厚部9.2mm)
  • 重量:約122g

FAQ[編集 | ソースを編集]

FAQを列挙する。

タッチ精度悪いんだけど[編集 | ソースを編集]

ほとんどの液晶保護シートと新方式パネルとの相性が悪いもより、ファームB133でちょと改善?

バッテリー保たなくね?[編集 | ソースを編集]

画面輝度下げるとか、BT切るとか、GPS切るとか、常駐アプリ切るとかしてダメなら諦めろ。

バッテリーが充電されない[編集 | ソースを編集]

この機種は本体が40℃以上になると充電が止まる仕様。気温の高い夏場、放熱製の悪い布地の上に置く、充電しながらゲームなどでよく発生する。また、一度でも40℃以上になると充電自体の発熱で40℃で止まる、39℃で再開する、40℃で止まるを繰り返して著しく充電が遅くなる。

このような時は電源を切って充電するか、放熱性の高い金属製の板の上に置いて充電すると良い。

またroot化を恐れないのであれば、CPU TunerSystem TunerAndroid Tunerなどでダウンクロックするのが圧倒的に効果がある。Greenifyと組み合わせると更に効果的である。


ホーム画面の変更できる?[編集 | ソースを編集]

設定→アプリの管理→すべて→Huaweiホーム→設定を消去→で、ホームボタンを押すと選択肢が出る。

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]