「Fluent NHibernate」の版間の差分
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2012年7月8日 (日) 05:10時点における版
Fluent NHibernate(ふるーえんと・えぬはいばねーと)とは、.NET Framework向けのORMのひとつであるNHibernateのラッパーライブラリである。
概要
NHibernateではデータベースの接続設定やマッピングを記述するのにXMLを用いる。一方、Fluent NHibernateではXMLの代わりにC#によるプログラムでそれらを記述する。
XMLではなくC#のソースコードとして記述することで、実行時にXMLを動的に解析するのに比べ、実行前にコンパイラによる最低限の記述ミスのチェックを行え、より安全性が高まるという利点がある。
また、Visual StudioやMonoDevelopなどの統合開発環境を使用することでインテリセンスなどの入力補完なども使えるため、シンタックスエラーなどの些細な記述ミスによるバグを抑制することができる。
さらにFluent NHibernateでは、Rubyなどでよく使われるActive Recordのようにマッピングクラスに基づき、それらに対応するデータベース上のテーブルの自動生成するオートマッピング機能を備えている。Fluent NHibernateのオートマッピング機能では、マッピングクラスを個別に明示し生成することも、.NET Frameworkのアセンブリを指定することで、そのアセンブリの中で使われているマッピングクラスを自動認識させ、そこから一気に自動生成を行うこともできるようになっている。
インストール
Visual Studioを用いている場合はNuGetを使うことで、Fluent NHibernateおよびNHibernateなどの依存するその他のライブラリも一括でインストールできるので便利である。[1]
使い方
- Fluent NHibernate/データベース接続設定
- Fluent NHibernate/オートマッピング - 自動マッピング
- Fluent NHibernate/フルーエントマッピング - 手動マッピング