「FreeCAD」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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FreeCADは[[3D]]で絵を描く[[ソフトウェア]]、いわゆる[[3Dモデラー]]である。
 
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[[3Dモデラー]]は大きく分けて、[[Blender]]や[[Maya]]、[[3ds Max]]、[[Cinema 4D]]などの[[ゲーム]]や[[アート]]作品向けの[[お絵描きソフト]]と、[[CATIA]]や[[SolidWorks]]、[[Inventor]]、[[Solid Edge]]などの工業向け[[3D CAD]]に分けられるが、FreeCADはどちらかというと後者の[[3D CAD]]ある。最近流行りの[[3Dプリンタ]]との相性が抜群なタイプである。また、[[ゲーム]]でも[[3D]]の[[物理演算]]を多用するものでは[[3D CAD]]で[[3Dモデル]]を作っておいた方が楽なことも多い。なお、[[UI]]は[[CATIA]]の<del>[[パクリ]]</del>[[インスパイヤ]]である。
 
  
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かつて[[Google]]が激安販売して話題になった[[SketchUp]]ですら[[3Dプリンタ]]で標準的な[[FBXファイル]]や[[STLファイル]]を扱えるPro版は年間11800円(税別)である。
 
かつて[[Google]]が激安販売して話題になった[[SketchUp]]ですら[[3Dプリンタ]]で標準的な[[FBXファイル]]や[[STLファイル]]を扱えるPro版は年間11800円(税別)である。
 
そのような世界でFreeCADな希少は[[オープンソース]]の[[フリーソフト]]であり、毎年10万円を払える人を除けば、個人で[[3Dプリンタ]]を導入する場合はFreeCADは必須アイテムと言える。[[Arduino]]や[[Raspberry Pi]]向けの[[シールド]]や[[ケース]]を作るのにも活躍する。
 
そのような世界でFreeCADな希少は[[オープンソース]]の[[フリーソフト]]であり、毎年10万円を払える人を除けば、個人で[[3Dプリンタ]]を導入する場合はFreeCADは必須アイテムと言える。[[Arduino]]や[[Raspberry Pi]]向けの[[シールド]]や[[ケース]]を作るのにも活躍する。
  
 
FreeCADは[[Windows]]のみならず[[Mac]]や[[Linux]]で動作するというのも大きい。[[Raspberry Pi]]系を扱う人は相性の都合から[[UNIX]]系[[OS]]を[[クライアント]]としていることが多いので[[Mac]]や[[Linux]]で動作するというのは前述のようにシールドやケースを設計する用途では特に重要になる。
 
FreeCADは[[Windows]]のみならず[[Mac]]や[[Linux]]で動作するというのも大きい。[[Raspberry Pi]]系を扱う人は相性の都合から[[UNIX]]系[[OS]]を[[クライアント]]としていることが多いので[[Mac]]や[[Linux]]で動作するというのは前述のようにシールドやケースを設計する用途では特に重要になる。
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2020年1月9日 (木) 08:25時点における最新版

FreeCADとは、オープンソースの下で開発されている3D CAD3Dモデラーである。 永遠のβ版である。

概要[編集 | ソースを編集]

FreeCADは3Dで絵を描くソフトウェア、いわゆる3Dモデラーである。

3Dモデラーは大きく分けて、BlenderMaya3ds MaxCinema 4Dなどのゲームアート作品向けのお絵描きソフトと、CATIASolidWorksInventorSolid Edgeなどの工業向け3D CADに分けられるが、FreeCADはどちらかというと後者の3D CADある。最近流行りの3Dプリンタとの相性が抜群なタイプである。また、ゲームでも3D物理演算を多用するものでは3D CAD3Dモデルを作っておいた方が楽なことも多い。

3D CADの世界は年間サブスクリプション料金が10万円を超えるのがあたり前な世界である。 かつてGoogleが激安販売して話題になったSketchUpですら3Dプリンタで標準的なFBXファイルSTLファイルを扱えるPro版は年間11800円(税別)である。 そのような世界でFreeCADな希少はオープンソースフリーソフトであり、毎年10万円を払える人を除けば、個人で3Dプリンタを導入する場合はFreeCADは必須アイテムと言える。ArduinoRaspberry Pi向けのシールドケースを作るのにも活躍する。

FreeCADはWindowsのみならずMacLinuxで動作するというのも大きい。Raspberry Pi系を扱う人は相性の都合からUNIXOSクライアントとしていることが多いのでMacLinuxで動作するというのは前述のようにシールドやケースを設計する用途では特に重要になる。

UI[編集 | ソースを編集]

UICATIAパクリインスパイヤである。 まったく直感的ではない。

関連項目[編集 | ソースを編集]

  • AppImage = 最近のLinux版のFreeCADはApplmage形式で配布されている。

外部リンク[編集 | ソースを編集]