「Quake III Arena」の版間の差分

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Quake III Arenaでは前作までは豊富にあった「フィールドに落ちてるアイテム」の概念がほぼ無くなり、「[[マウス]]捌きを競う」という要素が極端に強くなった。つまり運では勝てないような調整となっている。このため発売から20年以上経過した今でもゲーム大会(通称:[[eスポーツ]])が開かれるほどである。
 
Quake III Arenaでは前作までは豊富にあった「フィールドに落ちてるアイテム」の概念がほぼ無くなり、「[[マウス]]捌きを競う」という要素が極端に強くなった。つまり運では勝てないような調整となっている。このため発売から20年以上経過した今でもゲーム大会(通称:[[eスポーツ]])が開かれるほどである。
  
また、操作面ではストラフジャンプやロケットジャンプなどが追加されている。
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また、操作面では[[ストレイフジャンプ]]や[[アクセルジャンプ]]や[[ロケットジャンプ]]などが追加されている。
  
 
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視野角やテクスチャの詳細、敵のモデルなどを幅広くカスタマイズできる。
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=== オープンソース版 ===
 
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非公式ではあるが、開発している主要メンバーは[[ジョン・カーマック]]などの[[id Software]]関係者という陣容になっている。
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非公式ではあるが開発している主要メンバーは[[ジョン・カーマック]]などの[[id Software]]関係者という陣容になっている。
  
 
[[オープンソース]]版は基本的には「公式版のないプラットフォーム向け」であり、[[PSP]]や[[Xbox]]などで[[サイドローディング]]して遊ぶ前提となっている。
 
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ようするに「動作保証はない」「動作には[[脱獄]]などが必要で壊れても知らん」というバージョンである。
 
ようするに「動作保証はない」「動作には[[脱獄]]などが必要で壊れても知らん」というバージョンである。
  
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2008年4月には[[iOS]]版が公開された。[[加速度センサー]]で[[スマホ]]を傾けて操作する画期的バージョンであり、後にこの操作性は[[Nintendo Switch]]の[[スプラトゥーン]]などにも採用された。
 
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[[iOS]]版は[[iPhone]]および[[iPod touch]]を[[ジェイルブレイク]]して[[Cydia]]から[[インストール]]するようになっていた。最近は「[[mac]]を買って[[xcode]]で自分で[[ビルド]]して[[iPhone]]にぶち込め」となっている。
  
 
2011年8月には[[Raspberry Pi]]版も公開された。
 
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Raspberry Pi以外の[[ARM]]ベースの[[シングルボードコンピュータ]]でも[[Debian]]系ならたいだい動く。
 
Raspberry Pi以外の[[ARM]]ベースの[[シングルボードコンピュータ]]でも[[Debian]]系ならたいだい動く。

2021年10月22日 (金) 08:54時点における最新版

Quake III Arena(読み:くうぇーく・すりー・ありーな)とは、1999年にid Software社から発売したマルチプレイヤー(オンライン対戦)に特化した一人称視点シューティングゲーム(FPS)である。

概要[編集 | ソースを編集]

Quakeシリーズの3作目であり、Quakeの初のスピンオフ作品でもある。

よくある一人用のストーリーモードがバッサリ削除され、マルチプレイ(対戦)に特化している。 一応、オフラインでシングルプレイもでき、その際はコンピューターと対戦となる。

Quake III Arenaでは前作までは豊富にあった「フィールドに落ちてるアイテム」の概念がほぼ無くなり、「マウス捌きを競う」という要素が極端に強くなった。つまり運では勝てないような調整となっている。このため発売から20年以上経過した今でもゲーム大会(通称:eスポーツ)が開かれるほどである。

また、操作面ではストレイフジャンプアクセルジャンプロケットジャンプなどが追加されている。

視野角やテクスチャの詳細、敵のモデルなどを幅広くカスタマイズできる。

音楽はSonic MayhemとFront Line Assemblyの創設者であるBill Leebが担当している。

種類[編集 | ソースを編集]

公式版[編集 | ソースを編集]

オープンソース版[編集 | ソースを編集]

Quake III Arenaには非公式のオープンソース版が存在する。 非公式ではあるが開発している主要メンバーはジョン・カーマックなどのid Software関係者という陣容になっている。

オープンソース版は基本的には「公式版のないプラットフォーム向け」であり、PSPXboxなどでサイドローディングして遊ぶ前提となっている。

ようするに「動作保証はない」「動作には脱獄などが必要で壊れても知らん」というバージョンである。

2008年4月にはiOS版が公開された。加速度センサースマホを傾けて操作する画期的バージョンであり、後にこの操作性はNintendo Switchスプラトゥーンなどにも採用された。 iOS版はiPhoneおよびiPod touchジェイルブレイクしてCydiaからインストールするようになっていた。最近は「macを買ってxcodeで自分でビルドしてiPhoneにぶち込め」となっている。

2011年8月にはRaspberry Pi版も公開された。 Raspberry Pi以外のARMベースのシングルボードコンピュータでもDebian系ならたいだい動く。