「TP-Link」の版間の差分

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[[ソフトウェア]]の中核部分は[[WiFi6]]対応機種であっても[[WiFi5]]以前、はっきり言って10年前の[[エレコム]]や[[アイオーデータ]]などの日本製の安物ルーター相当である。
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一部製品はファームウェアの更新でIPv6([[IPoE]]、[[IPv4 over IPv6]]、[[MAP-E]]、[[DS-Lite]])に順次対応しているようだが、ほんとうに一握りであり、将来的にどの機種が対応するかも不明である。
 
一部製品はファームウェアの更新でIPv6([[IPoE]]、[[IPv4 over IPv6]]、[[MAP-E]]、[[DS-Lite]])に順次対応しているようだが、ほんとうに一握りであり、将来的にどの機種が対応するかも不明である。
  
 
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TP-Link製品は[[ハードウェア]]の性能と価格のバランスは悪くないので、[[DD-WRT]]や[[OpenWRT]]を[[インストール]]できる人には非常にオススメできる。素人にはまったくオススメできる代物ではない。
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[[category: TP-Link]]

2024年2月12日 (月) 05:06時点における最新版

TP-Link(てぃーぴーりんく)とは、中国の深センに本拠地を構える主にルータースイッチングハブなどを作っている企業である。

利点[編集 | ソースを編集]

TP-Linkのルーターはハードウェアカタログスペックは非常に高く、一見するとコスパは高い。 管理画面のデザインやレスポンスも非常に優秀で、設定変更後の再起動も非常に少なくかなり優秀な部類に入る。

欠点[編集 | ソースを編集]

TP-Link製品は2022年3月時点ではArcher AX50などのミドルレンジ以上の機種でも「IPv6に非対応(IPv6パススルーだけは使える)」という状況である。

ハードウェアWiFi6対応など最先端を突っ走っているが、ソフトウェアの中核部分はWiFi5以前、はっきり言って10年前のエレコムアイオーデータなどの日本製の安物ルーター相当である。

一部製品はファームウェアの更新でIPv6(IPoEIPv4 over IPv6MAP-EDS-Lite)に順次対応しているようだが、ほんとうに一握りであり、将来的にどの機種が対応するかも不明である。

総評[編集 | ソースを編集]

TP-Link製品はハードウェアの性能と価格のバランスは悪くないので自力でDD-WRTOpenWRTインストールできる人には非常にオススメできる。なお一部のブロードコムSoCを搭載している機種はまだOpenWRTが入れられなかったりするので気をつけよう。

素人にはまったくオススメできる代物ではない。