「WARP (Windows Advanced Rasterization Platform)」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
Administrator (トーク | 投稿記録) |
|||
11行目: | 11行目: | ||
とくに[[Remote Desktop]]が爆速になった。 | とくに[[Remote Desktop]]が爆速になった。 | ||
− | [[Windows 8]] | + | [[Windows 8]]ではWARPを強制的に利用する仮想ビデオカード「[[Microsoft Basic Render Driver]]」が搭載された。これによりソフトウェア側がWARPに対応していなくても利用できるようになった。 |
[[Windows 10]]ではDirect3Dをリファレンスデバイスで動かそうとしても問答無用でWARPになるようだ。 | [[Windows 10]]ではDirect3Dをリファレンスデバイスで動かそうとしても問答無用でWARPになるようだ。 |
2021年9月8日 (水) 01:23時点における版
Windows Advanced Rasterization Platform(通称:WARP、読み:わーぷ)とは、Windows 7以降(Direct3D 10.1以降)に搭載されているGPUのエミュレーターである。
概要
Direct3D 10.1対応のGPUを搭載したビデオカードがなくても、CPUでエミュレーションするというものである。
WARP以前にもDirect3Dには「リファレンスデバイス」という機能があり、クラッシュせずに動かすことは可能であったが、実用に耐えうる代物ではなかった。
一方、WARPはIntel GMA 3000などのローエンドなGPUくらいの性能がでるように大幅に改良された。
Windows 7ではWARPに対応したアプリケーションはそこそこの速度で動く。 とくにRemote Desktopが爆速になった。
Windows 8ではWARPを強制的に利用する仮想ビデオカード「Microsoft Basic Render Driver」が搭載された。これによりソフトウェア側がWARPに対応していなくても利用できるようになった。
Windows 10ではDirect3Dをリファレンスデバイスで動かそうとしても問答無用でWARPになるようだ。