「XenServer 6.2」の版間の差分

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'''XenServer 6.2'''とは、XenServerのバージョンのひとつである。
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'''XenServer 6.2'''とは、[[XenServer]]のバージョンのひとつである。
  
 
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== ログ ==
 
== ログ ==
 
=== VM作成(OSインストール)が面倒 ===
 
=== VM作成(OSインストール)が面倒 ===
[[VMware]]の[[vSphere]]ではリモートコンソールから[[ISOファイル]]を送り込めるが、[[XenCenter]]のリモートコンソールにはそのような機能がない。かわりに[[XenServer]]と同一ネットワーク内に[[ISOファイル]]を格納する[[NAS]]([[プロトコル]]は[[SMB]])を用意し、ISOライブラリとして登録しておく必要がある。非常に面倒であったが、これは[[宗教上の理由]]であろうから、[[郷に入れば郷に従え]]で慣れるのが最善策であろう。
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[[VMware]]の[[vSphere]]ではリモートコンソールから[[ISOファイル]]を送り込めるが、[[XenCenter]]のリモートコンソールにはそのような機能がない。かわりに[[XenServer]]と同一ネットワーク内に[[ISOファイル]]を格納する[[NAS]]([[プロトコル]]は[[SMB]])を用意し、ISOライブラリとして登録しておくとISOファイルの一覧が表示されるようになる。
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これは準備が非常に面倒であったが、一度使用したISOファイルは共有ディスクに取っておけという[[宗教上の理由]]であろうから、[[郷に入れば郷に従え]]で慣れるのが最善策であろう。
  
 
=== ReadyNAS 3100にiSCSI接続するとリードが遅い ===
 
=== ReadyNAS 3100にiSCSI接続するとリードが遅い ===

2014年2月7日 (金) 13:06時点における版

XenServer 6.2とは、XenServerのバージョンのひとつである。

概要

ログ

VM作成(OSインストール)が面倒

VMwarevSphereではリモートコンソールからISOファイルを送り込めるが、XenCenterのリモートコンソールにはそのような機能がない。かわりにXenServerと同一ネットワーク内にISOファイルを格納するNASプロトコルSMB)を用意し、ISOライブラリとして登録しておくとISOファイルの一覧が表示されるようになる。

これは準備が非常に面倒であったが、一度使用したISOファイルは共有ディスクに取っておけという宗教上の理由であろうから、郷に入れば郷に従えで慣れるのが最善策であろう。

ReadyNAS 3100にiSCSI接続するとリードが遅い

XenServer 6.2ReadyNAS 3100iSCSIで接続するとディスクアクセス時のリードが異常に遅い。起動時のディスクアクセス量が多いWindows Serverはほぼ起動しないくらい遅い。原因不明。ためしにCentOS 6.5を最小インストールして起動後にベンチマークをとると速い。不思議

根本的な解決ではないが、ReadyNASとの接続をiSCSIではなくNFSに変更することで速度の問題は回避できた。また、iSCSIマルチパスの代わりに、イーサネットリンクアグリゲーションLACP)を設定し、一応の冗長化も実現してみた。なお、スイッチネットギアGS716Tというスタッカブルスイッチではない2万円くらいで買った物なので冗長化されていないという問題を抱えている。

NFSにしたことによる副作用として、別のNFSクライアントからReadyNASアクセスし、直接vhdファイルも手軽にぶっこ抜けるようになって2倍うれしい。

関連項目

参考文献