ZRAM

提供: MonoBook
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zRAM(読み:ぜっとらむ)とは、データを読み書きすると全自動で圧縮伸長が行われるRAMディスクのことである。

無圧縮のRAMディスクよりは遅いが、そこそこな量のデータを格納できる。遅いといってもHDDやeMMCよりは速い。主にメインメモリが貧相な環境でもRAMディスクを使いたい人向け。

Linux

Linuxでは、2014年3月30日にリリースされたLinuxカーネル 3.14から採用されている。

AndroidおよびChrome OS

Android (4.4以降)やChrome OS (全バージョン)でもzRAMを利用できる。

ただしzRAM関連の設定はスマホタブレットの製造メーカーしか設定できないのが一般的である。なお、rootを取れば細かく設定できる。

  • https://play.google.com/store/apps/details?id=com.franco.kernel&hl=ja

スマホタブレットではフラッシュメモリ(主に安物のeMMC)の耐久性の問題からパソコンで一般的な「ストレージに退避するスワップメモリ」が無効化されており、その代わりに「zRAMに退避させるスワップメモリ」を採用しているものが多い。

なお、zRAMの割当容量(メインメモリとzRAMの比率)は前述のようにメーカーに依存する。zRAMの割当容量が「ゼロ」となっているスマホも多い。