clang

提供: MonoBook
2015年7月21日 (火) 05:51時点における153.219.212.246 (トーク)による版 (ページの作成:「{{小文字}} '''clang'''(読み:くらん)とは、「gcc撲滅」「GNU撲滅」を掲げるBSD原理主義者たちによって開発されている[...」)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

clang(読み:くらん)とは、「gcc撲滅」「GNU撲滅」を掲げるBSD原理主義者たちによって開発されているC言語C++Objective-Cなどのコンパイラである。

概要

clangは元々イリノイ大学でひっそりと開発および公開されていたコンパイラであった。 clangはそのライセンスBSDライセンスの亜種を採用していたため、gccライセンスGPL v2からGPL v3に変更されたことにブチ切れたBSD原理主義者たちがそれを発見し、殺到したことで急激に完成度を高めたて現在のかたちとなった。

clangプロジェクトの傘下にLLVMというサブプロジェクトを持っていたが、現在(LLVM2.6以降)では立場が逆転しLLVMの一部としてclangがリリースされている。

clangでコンパイルを行うとLLVM向けの中間言語が出力され、llvmからネイティブコードが出力されるため、「clangはコンパイラフロントエンド」と呼ばれることも多い。しかしながら、実際のところclangを利用するプログラマはclang(フロント)とllvm(バック)を意識する必要はほとんどないため、小難しいことは考えずに普通のコンパイラだと考えてよい。

FreeBSDは標準のコンパイラとして採用している。 また、Mac OS XおよびiOSではclangはgccと共に標準のコンパイラとなっている。

大規模な資金提供などを行っている団体としては、AppleGoogleMicrosoftなどが名を連ねている。

関連項目

参考文献