メインメモリ
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メインメモリとは、コンピューターがプログラムやデータを一時的に保存するための部品のことを指します。「RAM」と呼ばれることが多い。
CPUから直接アクセスされるため高速にデータを読み書きすることができます。一方で、電源が切れると、メインメモリ上のデータはすべて消えてしまうため、長期的にデータを保存するにはハードディスクやフラッシュメモリなどの外部ストレージを用いる必要があります。
例えば、パソコンやスマートフォンなどでプログラムを実行したり、データを処理したりするとき、そのプログラムやデータは、まずメインメモリに保存されます。そして、コンピューターがそのプログラムやデータを読み込んで処理します。
メインメモリの容量[編集 | ソースを編集]
一般的なOSではメインメモリが枯渇するとハードディスクやフラッシュメモリなどのストレージに「スワップファイル(仮想メモリ)」を確保します。これは非常に遅いものです。
つまりパソコンやスマホにおいては高速な処理速度を維持するには「スワップファイルを使わないこと」が絶対条件となります。なお、メモリを大量に搭載しても高速化はしません。速度低下が起きにくくなるだけです。
サーバーの場合は一般的にスワップファイルを無効化して運用するため「メモリ不足=サーバーダウン」となります。