窒息死
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窒息死とは、サーバー用語のひとつで、サーバーへのアクセスが集中した際に、サーバーが処理しきれずに落ちることをいいます。
主な対策[編集 | ソースを編集]
仮想メモリは無効化する[編集 | ソースを編集]
仮想メモリ(スワップメモリ)を使用した時点で急激な処理速度低下を引き起こします。パソコンであれば「遅いな」程度で済みますが、サーバーの場合はその間も次々とアクセス要求が殺到するので窒息死します。
メモリはケチらない[編集 | ソースを編集]
単純な話です。サーバーには仮想メモリが不要なくらいメモリを搭載しましょう。そんなにいらないだろと思うくらい搭載しておきましょう。
ストップ・ザ・ワールドに注意する[編集 | ソースを編集]
Javaなどで大規模なガベージコレクションが発生した際にも「ストップ・ザ・ワールド」と呼ばれる急激な処理速度低下を引き起こします。
この「ストップ・ザ・ワールド」の時間は一般的にメモリ搭載量に比例し、メモリ搭載量が多いほど長時間になるという特徴があります。つまり前述した「メモリはケチらない」を守ったがために窒息死することもあるので注意しましょう。
またシステム開発時に利用されるメモリが少ない社畜PCではまず発生しないので、運用開始後に一度窒息死するまで問題発覚しないことが多々あります。