Metal 3
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Metal 3 とは、2022年6月6日にアップルが発表したGPUを制御するAPIである。Metalの第3版。
目次
主な新機能[編集 | ソースを編集]
MetalFX Upscaling[編集 | ソースを編集]
高性能なアップスケーリングとアンチエイリアシングにより、複雑なシーンをより短時間でレンダリングできます。時間的または空間的アルゴリズムの組み合わせを選択してパフォーマンスを向上させることができます。
大雑把にいうと「NVIDIA DLSS」のパクリです。
Fast resource loading[編集 | ソースを編集]
非同期I/Oを使用して、CPUを介さずにストレージからGPUへテクスチャや頂点バッファなどのデータを読み込めます。
大雑把にいうと「DirectStorage」のパクリです。
オフラインでのシェーダーのコンパイル[編集 | ソースを編集]
プロジェクトのビルド時にGPUバイナリを生成して、アプリケーション内でのシェーダコンパイルを不要にし、ゲームのパフォーマンス向上とロード時間の短縮を支援します。
Mesh shaders[編集 | ソースを編集]
バーテックスシェーダに代わる「オブジェクトシェーダー」と「メッシュシェーダー」という2種類のシェーダーが搭載された。
大雑把にいえば「ジオメトリシェーダー」だ。バーテックスシェーダとジオメトリシェーダーの組み合わせよりオブジェクトシェーダーとメッシュシェーダーの組み合わせの方が若干無駄が少ないらしいぞ。
PyTorchのMetalバックエンド[編集 | ソースを編集]
PyTorch 1.12がMetal バックエンドに対応。機械学習が捗るらしい。知らんけど。
新しいレイトレーシング[編集 | ソースを編集]
Metal Ray Tracingの最新の進歩は、アクセラレーション構造の構築に費やすGPU時間を減らし、カリングなどの作業をGPUに移行してCPUの負担を減らし、プリミティブデータへの直接アクセスで交差とシェーディングの両方を最適化することができることを意味しています。