Mini PCI Express

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mini PCI Expressとは、主にノートPCマザーボードに搭載されている拡張端子である。

概要[編集 | ソースを編集]

ノートPCを想定しているため端子形状はデスクトップPC向けのPCI Express x1の半分程度と非常に小さい。非常に紛らわしいことに「mSATAと同じ端子形状」「mSATAと異なる信号線」となっている。悪いのは後からできてきたmSATAである。

主にノートPCにおいてWiFiBluetoothのモジュールを搭載するのに利用されている。 公式オンラインショップなどのCTOでアンテナ数の違うWIFIモジュールを選べたりするのはこれを利用している。古くはネットブックなどのSSDにも利用されていた。

現在はPCI Express x2やx4に対応した後続規格の「M.2」が主流となっている。 今でもWiFi関連はmini PCIeで接続されていることが多い。

信号線[編集 | ソースを編集]

  • PCI Express x1 (SMBus付き)
  • USB 2.0
  • 筐体LED制御線
  • SIMカード接続線(仕様上はUIM信号)
  • 将来的な拡張用の予備線
  • 1.5V および 3.3V の電源

「PCI Express」という名称であるが、USBやLEDオンオフ信号を送信する配線なども搭載されている。

また、フルサイズのPCI ExpressではオプションとなっているSMBusが必ず搭載されている。