Orbic TAB 10R 4G

提供: MonoBook
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Orbic TAB 10R 4Gとは、2023年6月に米国Orbic社が日本で発売したAndroidタブレットです。

価格は39,800円。SoCには「Qualcomm Snapdragon 680 4G」を採用しています。メモリーは4GBとなっています。

ディスプレイは、約10.1インチで解像度は1200×800のHD+となっています。Snapdragon 680のGPU性能を考慮するとフルHDでは動画再生を除きガクガクになるのは目に見えているので「カタログスペックを盛らず実用性重視のスペック」といえます。

ストレージは64GB搭載し、最大1TBまでのMicroSDカードが利用できます。

背面カメラは1300万画素(F値2.2、AF)カメラが搭載されており、前面には800万画素(F値2.2)のカメラを搭載しています。

バッテリー容量は、6000mAhで、18Wの急速充電器が同梱、Quick Charge 2.0をサポートしている。

外部端子はUSB Type-C端子と3.5mmオーディオジャックを備える。

最大の特徴は、野外でもLTEで通信でき、Mil-810-STD相当の堅牢性と、IP65の防水防塵性能を備えている点です。この仕様になったのはコロナ禍でリモート授業が始まった米国において「児童・生徒がタブレットを粗雑に扱って壊れた」との報告が多数あったためだといいます。

目先のカタログスペックだけであればアマゾンFire HD 10などと比較されることが多いですが、これらの堅牢性に関わる項目を考慮すると「競合機種は存在しない」といえます。

また、TAB 10R 4GのLTEは、ALLDOCUBETeclastなどの中華タブレットでは軒並みに非対応となっている「日本のガラパゴスバンド(三大キャリアのプラチナバンド)」に対応してます。この点で同等レベルの機種は「10万円するiPadのセルラーモデル」だけであり、やはり同価格帯では「競合機種は存在しない」といえます。