PICO-8

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PICO-8(読み:ぴこ・えいと)とは、Lexaloffle Games社が開発した「空想上の家庭用ゲーム機エミュレーター)」と、そこで動くゲームを作るための「ゲームエンジン」である。

概要[編集 | ソースを編集]

CPUGPUを力任せにぶん回すことに何の疑問を感じず邁進するゲーム業界に一石を投じるべく、1980年代のハードウェア制限を再現することで、ゲームを制作する際の創意工夫に拍車をかけ、現代の道具や機械の持つ多くの可能性に圧倒されないようにすることを目的としている。

一方、C言語どころかアセンブラが主流だった1980年代の開発環境まで再現すると難易度が高すぎるため、開発環境については近代的なゲーンエンジンが用意されている。プログラミングの軸となるソースコードLuaで記述し、スプライトやマップ、効果音、音楽など各種エディタも完備している。

PICO-8に触発され、意図的にレトロ風の制限を設けた「TIC-80」や「Pixel Vision 8」などもゲームエンジンも次々と登場している。これらは「ファンタジーコンソール」と呼ばれている。

公開[編集 | ソースを編集]

PICO-8で作成したゲームWindowsmacOSLinuxで動作する「バイナリ」として出力したり、HTML5として出力することもできる。

また、PICO-8公式サイトにアップロードしてゲームソースコードを公開することもできる。というか、ほとんどの人はPICO-8公式サイトで公開している。

外部リンク[編集 | ソースを編集]