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== 概要 ==
 
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Anti HyperThreadingに対応した[[CPU]]を用いることで[[マルチスレッド]]に対応していない[[アプリケーション]]が[[マルチコア]]の恩恵を受けることができると期待された。
 
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Anti HyperThreadingは[[Socket 939]]の[[Athlon 64 X2]]の時代に発表されたものであるため、誰もが[[Socket 939]]に期待していた。
  
Anti HyperThreadingは[[Socket 939]]の[[Athlon 64 X2]]の時代に発表されたものであるため、誰もが[[Socket 939]]に期待していた。
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しかし、実際にはその直後に発表となった[[Socket AM2]]向けの[[Athlon 64 X2]]シリーズに搭載され、[[AMD]]が提供する[[Windows]]用の[[デバイスドライバー]]を入れると使用できた。
実際にはその直後に発表となった[[Socket AM2]]向けの[[Athlon 64 X2]]シリーズに搭載され、[[AMD]]が提供する[[Windows]]用の[[デバイスドライバー]]を入れると使用できた。
 
 
なお、Socket AM2を搭載した初期の[[マザーボード]]では[[BIOS]]を更新する必要もあった。
 
なお、Socket AM2を搭載した初期の[[マザーボード]]では[[BIOS]]を更新する必要もあった。
  

2014年2月25日 (火) 10:17時点における版

Anti HyperThreading(読み:あんちはいぱーすれっでぃんぐ)とは、AMDが2006年に発表したマルチコアCPUシングルコアCPUに見せかける技術のことである。

概要

Anti HyperThreadingに対応したCPUを用いることでマルチスレッドに対応していないアプリケーションマルチコアの恩恵を受けることができると期待された。 Anti HyperThreadingはSocket 939Athlon 64 X2の時代に発表されたものであるため、誰もがSocket 939に期待していた。

しかし、実際にはその直後に発表となったSocket AM2向けのAthlon 64 X2シリーズに搭載され、AMDが提供するWindows用のデバイスドライバーを入れると使用できた。 なお、Socket AM2を搭載した初期のマザーボードではBIOSを更新する必要もあった。

ちなみに、ほとんど効果はない。

関連項目

参考文献