初心会

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初心会(読み:しょしんかい)とは、かつて存在した任天堂の幹部会である。

概要[編集]

ファミコンスーパーファミコンなどのソフトを扱う際にみかじめ料を徴収していた団体である。一見すると暴力団のような名称だが、実際にやっていた事はほぼ同一であると言われている。

任天堂製品の流通に非常に強い影響力を持った団体であり、小売店も基本的には初心会を経由した流通網以外からの仕入は不可能であったと言われている。そのため初心会の支配下にあった小売店ではレジカウンターに任天堂の看板を掲げ、価格統制なども徹底していた。初心会の支配下にあった小売店はピーク時には全国2万5000店舗を超えたと言われている。

なお、ナムコやハドソンなど、ファミコンの最初期を支えたメーカーについては特例が認められており、初心会を介さずに製造および販売が行われていた。 ただしナムコは初心会を無視してみかじめ料を払わずに独自の流通網でソフトを販売するのみならず、法の拡大解釈によりカルチャーブレーンなどの製品の製造代行を行ったため初心会から鉄拳制裁を喰らったと言われている。その影響で行き場を失ったナムコがプレイステーションで頑張ったことによりプレイステーションは大成功したとも言われている。

コンビニ流通などに押されて初心会は1997年に解散したものの、任天堂がプレイステーションで新規参入したSCEに敗北した原因の一つが この団体の圧政によるメーカー側の不信感がピークに達した為だったと思われる。

黄金のマリオ像[編集]

初心会への加盟にあたっては「黄金のマリオ像」をリース契約(フランチャイズ契約)しなければならなかった。 厳密にいえば初心会デザインの「看板と陳列棚」のリースであるが、そのオマケとして付属した「黄金のマリオ像」ばかり有名になったのでこのように呼ばれている。

大雑把にいえば暴力団のフロント企業が風俗店やスナック、キャバクラなどにリースしている観葉植物とまったく同じビジネスモデルである。

分納[編集]

分納とは、一定数量の発注を掛けても、実際の納品は分割されて行われる方式のことである。 初心会の代名詞となっている。

例えば年末にマリオの新作が出るとする。 発注書には「12月の新作発注数」を書く欄しかない。 マリオが200本欲しい場合200と書く、そうすると全ての新作ソフトに200本の発注かかる。

更にそれが12月に来るかといえばそうではなく、分割して納入される。 おまけにそのクソみたいな枠に入るには金のマリオ像と黒枠ディスプレイのフランチャイズ契約を結ばなければならない。

  • 小売A「クリスマス商戦で売るから50本くれ」
  • 小売B「クリスマス商戦で売るから50本くれ」
  • 初心会「100本受注ゲットだぜ」
  • 任天堂「5本しか作れなかった」
  • 初心会「小売Aは態度が良いから3本ね。残りは年が明けてからね」
  • 初心会「小売Bは態度が悪いから2本ね。残りは年が明けてからね」
  • 小売A「」
  • 小売B「」

商戦は毎年決まった一定の期間であり、その期間の納品が優遇されるかは小売店の過去の実績によって変動した。これを実積配分という。

元々はファミコンのROMカセットの生産効率が悪かったために発生した事象だと言われている。 任天堂のROMカセット工場の生産能力の関係で生産が間に合わないにも関わらず、初心会は100%受注をうけ、実際に生産されたROMカセットは初心会の気分で納品が行われたというものである。 当然のように商戦時期を逃したROMカセットは不良債権である。 商戦時期に優遇してもらうため、商戦前の何でもない時期にクソゲーをも大量発注する実績作りが横行したと言われている。

詳細は「分納」の項目を参照。

関連項目[編集]

参考文献[編集]