「CoreELEC」の版間の差分
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== 派生 == | == 派生 == |
2021年8月19日 (木) 08:42時点における版
CoreELECとは、オープンソースのもとで開発されているAndroid TV Boxで圧倒的な勢力を誇る米国Amlogic製のSoCでKodi(メディアプレーヤー)を動かすことに特化した必要最小限のLinuxディストリビューションである。
概要
大雑把にいえば、Android TV BoxからAndroidを消し去ってメディアプレーヤー専用機にしてしまうカスタムファームウェア(CFW)である。
- Android上でメディアプレーヤーアプリを使うより圧倒的に軽い。
- セキュリティの関係で年々ガチガチになるAndroidより機能制限が緩い。
- Linuxの既存ソフトウェアの大部分が利用できる。
「ARM」ではなく「Amlogic製のSoC」に限定している理由はWiFiなどのデバイスドライバの開発の関係らしい。実のところMediaTekのSoCなんかでも動くらしいぞ。
2021年ごろからAliExpressを眺めているとAndroidとCoreELECのデュアルブートに対応した中華製品なども出てきている。
派生
最近ではCoreELECの「コンパクトなOS部分」が人気を博し、Androidタブレットなどを「〇〇専用機化するためのベースOS」としてよく使わている。
たとえばKodiの代わりに各種家庭用ゲーム機のエミュレーターを満載した「EmuELEC」や「RetroELEC」などがある。