「Unisoc Tiger T310」の版間の差分
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2022年7月19日 (火) 02:34時点における最新版
Unisoc Tiger T310とは、 2019年の中頃にUnisocから発売したローエンドなSoCである。
ローエンドなSoCではあるが、同社にしては高性能な部類であり、製造プロセスも当時最先端の「TSMC 12nm」を採用した関係でコスパと歩留まりがクソ悪かったのか、T310から半年もせず「TSMC 28nm」でさらにローエンドな「Unisoc SC9863A」が登場している。
主な性能[編集 | ソースを編集]
製造プロセス[編集 | ソースを編集]
- TSMC 12nm
CPU[編集 | ソースを編集]
- ARM Cortex-A75, x1, 2.0GHz
- ARM Cortex-A55, x3, 1.8GHz
高負荷時はシングルスレッド性能の高い1コア動作でぶん回すという珍しい仕様になっている。 インテルのCPUみたいだね。
GPU[編集 | ソースを編集]
- PowerVR GE8300, MP2, 800MHz
PowerVR GE8300はスマホ向けの660MHz版が有名だが、T310では800MHzとなっている。 またコア数もMP2(2コア)と大盤振る舞いだ。 たぶん放熱しやすいタブレットだけを想定しているものと思われる。
「ローエンドSoCの弱点はGPU」という定番を回避しようと努力しているのが見てとれる。