「CoreELEC」の版間の差分
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2023年10月19日 (木) 07:24時点における最新版
CoreELECとは、オープンソースのもとで開発されているAndroid TV Boxで圧倒的な勢力を誇る米国Amlogic製のSoCでKodi(メディアプレーヤー)を動かすことに特化した必要最小限のLinuxディストリビューションである。
CoreELECはLibreELECから派生したものです。LibreELECが「みんなの話し合いで民主的に決める」という名目でプルリクエストの成否判定が馬鹿みたいに遅い問題に怒った人々がフォークさせたものです。
「ARM」ではなく「Amlogic製のSoC」に限定している理由はWiFiなどのデバイスドライバの開発の関係らしい。実のところMediaTekやRockchipのSoCなんかでも動くらしいぞ。
概要[編集 | ソースを編集]
大雑把にいえば、Android TV BoxからAndroidを消し去ってメディアプレーヤー専用機にしてしまうカスタムファームウェア(CFW)である。
- Android上でメディアプレーヤーアプリを使うより圧倒的に軽い。
- セキュリティの関係で年々ガチガチになるAndroidより機能制限が緩い。
- Linuxの既存ソフトウェアの大部分が利用できる。
AliExpressを眺めていると2021年ごろからAndroidとCoreELECのデュアルブートに対応した中華製品なども出てきている。
派生[編集 | ソースを編集]
最近ではCoreELECの「コンパクトなOS部分」が人気を博し、Androidタブレットなどを「〇〇専用機化するためのベースOS」としてよく使わている。
たとえばKodiの代わりに各種家庭用ゲーム機のエミュレーターを満載した「EmuELEC」や「RetroELEC」などがある。