「EMMC」の版間の差分

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[[ハードウェア]]的にはSDカードの前身規格である[[マルチメディアカード]](MMC)の半導体メモリの「足(端子)」の規格を流用し、
 
[[ハードウェア]]的にはSDカードの前身規格である[[マルチメディアカード]](MMC)の半導体メモリの「足(端子)」の規格を流用し、
 
[[ソフトウェア]]的にはSDカードのプロトコルを流用したものである。
 
[[ソフトウェア]]的にはSDカードのプロトコルを流用したものである。
 
大雑把に「SDカードの殻を割ってマザーボードに直付けしたもの」と覚えておけば間違いない。
 
  
 
このため「SDカードを標準サポートしている[[OS]]」であれば即座に利用できるという特徴がある。
 
このため「SDカードを標準サポートしている[[OS]]」であれば即座に利用できるという特徴がある。
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eMMC5.0の理論上の転送速度は400MB/秒とそこそこ高速な部類であるが、
 
eMMC5.0の理論上の転送速度は400MB/秒とそこそこ高速な部類であるが、
 
ほとんどの製品は売れ残りの安物のSDカードを流用しているので実測はクソほど遅い。
 
ほとんどの製品は売れ残りの安物のSDカードを流用しているので実測はクソほど遅い。
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* [[SSD]]

2021年7月19日 (月) 06:46時点における版

eMMC(語源:embedded Multi Media Card)とは、大雑把にいえばSDカードマザーボードに直接ハンダ付けしたものである。

概要

ハードウェア的にはSDカードの前身規格であるマルチメディアカード(MMC)の半導体メモリの「足(端子)」の規格を流用し、 ソフトウェア的にはSDカードのプロトコルを流用したものである。

このため「SDカードを標準サポートしているOS」であれば即座に利用できるという特徴がある。

eMMC5.0の理論上の転送速度は400MB/秒とそこそこ高速な部類であるが、 ほとんどの製品は売れ残りの安物のSDカードを流用しているので実測はクソほど遅い。

関連項目