eMMC
2021年7月19日 (月) 06:54時点におけるAdministrator (トーク | 投稿記録)による版
eMMC(語源:embedded Multi Media Card)とは、大雑把にいえばSDカードをマザーボードに直接ハンダ付けしたものである。
概要
ハードウェア的にはSDカードの前身規格であるマルチメディアカード(MMC)の半導体メモリの「足(端子)」の規格を流用し、 ソフトウェア的にはSDカードのプロトコルを流用したものである。
このため「SDカードを標準サポートしているOS」であれば即座に利用できるという特徴がある。
主に安物のスマホに搭載されている。 クソほど遅い。
規格
Sequential Read
(MB/s) |
Sequential Write
(MB/s) |
Random Read
(IO/s) |
Random Write
(IO/s) |
Clock Frequency
(Mhz) |
Used in | |
---|---|---|---|---|---|---|
eMMC 4.3 | ||||||
eMMC 4.4 | ||||||
eMMC 4.41 | 52[1] | |||||
eMMC 4.5 | 140[2] | 50 | 7000 | 2000 | 200 | Snapdragon 800 |
eMMC 5.0 | 250 | 90 | 7000 | 13000 | Snapdragon 801 | |
eMMC 5.1 | 250 | 125 | 11000 | 13000 | Snapdragon 820 |
最新仕様では素人をカタログスペックで騙すべく「理論上の転送速度」だけは高速化している。 なお、IOPSは絶望的に低く、また実際に使われるチップ自体が遅いので、実測はクソほど遅いものしかみたいことがない。