「オンボードGPU」の版間の差分

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[[Windows 3.1]]が普及しだしたころから「[[256色]]以上を表示できる[[ビデオカード]]」なるものが出回り始めた。[[カノープス]]の「[[Power Window]]」シリーズなんかが有名だな。
 
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ただ消費電力の関係で性能は抑えられ気味である。
 
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[[category: GPU]]

2024年4月2日 (火) 05:55時点における最新版

オンボードGPU(通称:オンボ)とは、マザーボードにハンダ付けされているGPUのことである。

ただ歴史的に「ビデオカードに搭載されたGPU以外全般」を指すことが多い。 CPUに内蔵された「iGPU」もオンボードGPUと呼ばれるのが一般的である。

概要[編集 | ソースを編集]

パソコン初期のころは「ビデオカードを増設する」という文化はあまりなくオンボードGPUが普通であった。とくに日本のPCゲームはオンボードGPUが大前提のものしかなかった。

Windows 3.1が普及しだしたころから「256色以上を表示できるビデオカード」なるものが出回り始めた。カノープスの「Power Window」シリーズなんかが有名だな。

Windows 95の時代になると「GPU」が大流行する。NVIDIANV1ATIMach 64S3Trio64VideoLogicPowerVR PCX1NumberNineImagine128などが次々と発売された。猫も杓子もビデオカードを搭載。この流れの中で「オンボードGPUって使わないじゃん」とマザーボードのコスト削減のためGPUを搭載しないものが増えだした。

このような風潮の中で「社畜PCビデオカードは高コストすぎる」という問題が発生した。そうした中、MediaGXが「CPUGPUを内蔵」してきた。インテルチップセットGPUを搭載してきた。そうこうしてオンボードGPUは復活した。

ただ消費電力の関係で性能は抑えられ気味である。