「GeForce 256」の版間の差分

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RIVAシリーズの後続製品である。
 
RIVAシリーズの後続製品である。
  
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あまりに圧倒的な性能すぎて、競合他社は一斉に経営危機に追い込まれた。
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とくに同時期に[[Voodoo5]](VSA-100)を発売した[[3dfx]]は在庫の山で業務停止に陥った。
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== ハードウェアT&L ==
 
DirectX 7で追加された「[[ハードウェアT&L]]」に対応した世界初のGPUである。
 
DirectX 7で追加された「[[ハードウェアT&L]]」に対応した世界初のGPUである。
  
あまりに圧倒的な性能すぎて、競合他社は一斉に経営危機に追い込まれた。
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== コマンドキュー ==
とくに同時期に[[Voodoo5]](VSA-100)を発売した[[3dfx]]は在庫の山で業務停止に陥った。
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たぶん[[コマンドキュー]][[フェンス]]を搭載した最初の[[GPU]]でもあると思われる。ただ[[Direct3D]]も[[OpenGL]]も公式対応しておらずOpenGL拡張を利用する必要があった。
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これらにOpenGLが正式対応したのが2008年(OpenGL 3.2から)、Direct3Dは2015年と時代をあまりにも先取りしすぎた。
  
 
== スペック ==
 
== スペック ==

2021年2月5日 (金) 06:01時点における版

GeForce 256とは、1999年8月31日にNVIDIAが発表したGeForceシリーズ最初のGPU製品である。開発コードネームは「NV10」。

RIVAシリーズの後続製品である。

あまりに圧倒的な性能すぎて、競合他社は一斉に経営危機に追い込まれた。 とくに同時期にVoodoo5(VSA-100)を発売した3dfxは在庫の山で業務停止に陥った。

ハードウェアT&L

DirectX 7で追加された「ハードウェアT&L」に対応した世界初のGPUである。

コマンドキュー

たぶんコマンドキューフェンスを搭載した最初のGPUでもあると思われる。ただDirect3DOpenGLも公式対応しておらずOpenGL拡張を利用する必要があった。 これらにOpenGLが正式対応したのが2008年(OpenGL 3.2から)、Direct3Dは2015年と時代をあまりにも先取りしすぎた。

スペック

64ビット版 128ビット版
コア周波数 120MHz
メモリ周波数 150Hz 300MHz
製造プロセス 0.22μm
トランジスタ数 2300万
FLOPS 50Gflops
API DirectX 7

OpenGL 1.2