「MONO MO-01J」の版間の差分

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一括0円どころか実質0円すら壊滅した御時世に「一括648円」で登場して話題になったスマホである。
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[[一括0円]]どころか[[実質0円]]すら壊滅した御時世に「一括648円」で登場して話題になった[[スマホ]]である。MO-01Jは[[MNP]]に限らず既存のドコモ利用者がこの機種に機種変更しても「一括648円」であった。MO-01Jは新規獲得のためではなく既存ドコモ利用者が[[格安SIM]]に流れるのを抑制するために登場させたモデルといわれている。
MO-01JはMNPに限らずドコモ利用者がこの機種に機種変更しても「一括648円」となる。
 
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付属の充電器は富士通製の「5V@1.8A」と本体価格や本体性能に見合わない大容量なものとなっている。充電器だけでも648円以上の価値がある。
充電器だけでも648円以上の価値がある。
 
  
 
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なんとベンチマークでは[[ARROWS NX F-04G]]の[[Snapdragon 810]]より遥かに高性能という結果になった。実際の使用感も圧倒的にサクサク動いている。バッテリが低下している状態で急激に省エネモードに入るような挙動もない。
実際の使用感も圧倒的にサクサク動いている。
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一方で[[CPU]]の演算性能は遥か古代の[[中華スマホ]]である[[GL07S]]の[[HiSilicon K3V2]] (1.5GHz, Quad-Core)と比べてもザックリ半分くらいしかない。クソ遅い[[CPU]]を、そこそこ性能な[[GPU]]で盛ってる感じの結果となっている。
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MO-01Jでリカバリモードに入るには音量アップボタンを押しながら電源をいれる。電源が入ったあとも音量アップボタンは押しっぱなし、電源ボタンは離す。[[ZTE]]の[[スマホ]]はだいたいこれ。
クソ遅い[[CPU]]を、そこそこ性能な[[GPU]]で盛ってる感じの結果となっている。
 
  
 
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2021年7月8日 (木) 09:16時点における最新版

MONO MO-01Jとは、ZTEが開発し、2017年にドコモが発売したスマートフォンである。

概要[編集 | ソースを編集]

一括0円どころか実質0円すら壊滅した御時世に「一括648円」で登場して話題になったスマホである。MO-01JはMNPに限らず既存のドコモ利用者がこの機種に機種変更しても「一括648円」であった。MO-01Jは新規獲得のためではなく既存ドコモ利用者が格安SIMに流れるのを抑制するために登場させたモデルといわれている。

スペック[編集 | ソースを編集]

OS Android 6.0
SoC Snapdragon 617
RAM 2GB
ストレージ 16GB
ディスプレイ 4.7インチ、720x1280
メインカメラ 2440mAh
防水 あり
防塵 あり
VoLTE  あり

付属の充電器は富士通製の「[email protected]」と本体価格や本体性能に見合わない大容量なものとなっている。充電器だけでも648円以上の価値がある。

マナーモードの切り替えは本体の左側面にハードウェアスイッチとなっている。

なお、タッチパネルの性能はドコモ史上最低だと思われる。

ベンチマーク[編集 | ソースを編集]

Antutu[編集 | ソースを編集]

  • 42806 (バッテリ残量40%、充電器接続)
  • 45369 (バッテリ残量100%、充電器接続)

総評[編集 | ソースを編集]

なんとベンチマークではARROWS NX F-04GSnapdragon 810より遥かに高性能という結果になった。実際の使用感も圧倒的にサクサク動いている。バッテリが低下している状態で急激に省エネモードに入るような挙動もない。

一方でCPUの演算性能は遥か古代の中華スマホであるGL07SHiSilicon K3V2 (1.5GHz, Quad-Core)と比べてもザックリ半分くらいしかない。クソ遅いCPUを、そこそこ性能なGPUで盛ってる感じの結果となっている。

リカバリモード[編集 | ソースを編集]

Androidでは工場出荷状態に戻したいことも多々ある。

MO-01Jでリカバリモードに入るには音量アップボタンを押しながら電源をいれる。電源が入ったあとも音量アップボタンは押しっぱなし、電源ボタンは離す。ZTEスマホはだいたいこれ。