UFS (Universal Flash Storage)
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UFS (Universal Flash Storage)とは、microSDを置き換えると鳴り物入りで登場したフラッシュストレージのバス規格である。
概要[編集 | ソースを編集]
UFSはノキアを中心として設立された非営利団体「Universal Flash Storage Association」(UFSA)で規格が策定された。 ノキアが色々と残念なことになったため、主にSDRAMやDIMMなどの半導体メモリの規格の標準化で有名な業界団体「JEDEC」で標準化が行われるようになった。 2011年にUFS1.0がJEDEC標準規格(JEDSD) 220として、2013年にUFS2.0と周辺規格であるUFS UME(Unified Memory Extension)1.0がJESD220B、223-1として公開されている。
UFSはmicroSDとほぼおなじ大きさで、非常に似たような形状をしている。 なお、UFSカードの横にサメのヒレみたいのが付いているため、microSDのスロットには刺さらない。
UFSはmicroSDやeMMCの遅さを改善することを主目的としており、パソコン向けのSSD並の速度を出せることが要求される。 2016年時点で登場している製品のカタログスペックとしては「読取・最大530Mバイト/秒」となっておりSATA接続のSSDくらいの速度は出るようだ。
またフラッシュストレージの進歩に合わせUFS規格も勢い良く更新されているのも特徴で、進歩が早すぎるためか2016年時点でUFSを搭載した製品としてはサムスンのスマートフォンであるGalaxyシリーズ(のS6 edgeなどハイエンド機種のみ)くらいしかない。