PSG音源

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PSG音源(語源:Programmable Sound Generator)とは、音階などをしていすると「音」が生成される半導体チップである。

狭義にはゼネラルインスツルメント社の「AY-3-8910」とその互換品を指すが、雑誌などでは「FM音源以前のショボい音源」として他社の類似品を含めてPSG音源としていることが多い。

PSG音源はパソコンが8ビットだった1980年代まで主流であったもので、MSXなどマイコンメガドライブなどのゲーム機にも搭載されている。

なお、この時代の覇者であるファミコンはPSG音源よりも高性能な独自の音源「APU」をCPUに内蔵しており「ファミコン音源」などと呼ばれている。

後により高音質なFM音源が普及したことでPSG音源は徐々に衰退し、FM音源でPSG音源を再現する「SSG音源 (Software controlled Sound Generator)」で互換性を確保しているものが主流となった。

ビープ音もPSG音源を利用していることが多い。