Platform Controller Hub (PCH)
Platform Controller Hub (PCH)とは、2009年に登場したインテルのチップセットである。
大雑把にいえばPCHはそれまでノースブリッジとサウスブリッジと呼ばれていた2つのチップをワンチップに統合したものである。なお、ノースブリッジ相当の機能の大部分はCPUに内蔵されたので「ノースブリッジの一部とサウスブリッジの全部」というのがより正解に近い。
第1世代のCore iシリーズ向けのチップセットであるIntel H55やIntel P55などのインテル5シリーズに初めて搭載された。
第9世代のCore iシリーズからPCHが丸ごとCPUに内蔵されるようになった。CPUのダイに統合されたわけではなく、パッケージ内に同梱されているだけなので殻割りするとCPUとPCHの2このチップが出てくる。
第11世代のCore iシリーズから「ハイエンド製品は外付け」「ミドルレンジとローエンドはCPU内蔵」となった。
類似品[編集 | ソースを編集]
AMDは2017年のRyzen発売以降は単に「チップセット」と呼んでいる。Ryzen登場以前は「Fusion Controller Hub」と呼んでいた。