「Amlogic」の版間の差分

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* [[CoreELEC]] = 「[[Amlogic]]製[[SoC]]」のパワーを限界まで引き出すことに特化した[[Linuxディストリビューション]]
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* [[CoreELEC]] = 「Amlogic製[[SoC]]」のパワーを限界まで引き出すことに特化した[[Linuxディストリビューション]]
  
 
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2023年10月19日 (木) 07:24時点における最新版

Amlogic Inc.(読み:あむろじっく)とは、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララに本社を構える半導体企業である。

概要[編集 | ソースを編集]

昔はDVDプレーヤーなんかのMPEG2デコーダーを作っていた。ツタヤゲオで売ってる安いDVDプレーヤーなんかを分解するとよく入っている。

現在は主にARMを採用したSoCを作っている。 Amlogic製品は中国製や南米製の「Androidを搭載したセットトップボックスAndroid TV BOX)」によく採用されている。Android TVでも5000円未満のローエンド帯はRockchipAllwinnerなどが多く、5000円から1万円のミドルレンジから1万円オーバーのハイエンド帯はAmlogicを採用している製品が多い。

2022年末ごろからアメリカで売られているスマートテレビにも搭載され始めている。

マッスル仕様[編集 | ソースを編集]

AmlogicのSoCは中国や台湾の競合他社のSoCよりも動作周波数が高めなのが特徴である。他社製品が「Cortex-A53の1.4GHz前後」なところAmlogic製品は「Cortex-A53の2.0GHz」などと周波数を高めに設定しているものが多い。省電力コアの意味なし。まさにアメリカンマッスル仕様である。

また、GPUに関しても競合他社が1〜2コアくらいなのに対して「世界初のMali-450で6コアを達成」などという宣伝を繰り広げている。やっぱり脳ミソまで筋肉でできているアメリカンマッスル仕様である。

熱い[編集 | ソースを編集]

前述のようにAmlogic製品はアメリカンマッスル仕様なので当然ながら発熱も凄い。しかもほとんどの製品はサーマルスロットリングなどという軟弱な機能はない。

そのためAmlogicのSoCを積んだAndroid TV BOXなどは高負荷状態を続けると熱暴走する製品も多々あるので何かしらの筐体を冷やす工夫が必要だったりする。

改善策としてはアマゾンで980円くらいで売っているヒートシンクの詰め合わせを買って筐体にペタペタ貼るのが正解だと思われる。

関連項目[編集 | ソースを編集]