「DXVK」の版間の差分

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'''DXVK'''とは、[[オープンソース]]のもとで[[開発]]されている 「[[Direct3D]] (9/10/11/12)の[[API]]を[[Vulkan]]の[[API]]に動的に変換するシステム」である。
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'''DXVK'''とは、[[オープンソース]]のもとで[[開発]]されている[[Wine]]関連のサブプロジェクトのひとつで、 「[[Direct3D]] (9/10/11/12)の[[API]]を[[Vulkan]]の[[API]]に動的に変換するシステム」である。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==

2022年3月8日 (火) 03:48時点における版

DXVKとは、オープンソースのもとで開発されているWine関連のサブプロジェクトのひとつで、 「Direct3D (9/10/11/12)のAPIVulkanAPIに動的に変換するシステム」である。

概要

本来はLinuxWineにぶち込むとDirect3D 10以降を必須とするゲームなどのプログラムがそこそこ動くようになるという代物である。

また、Windowsでも「DirectX12必須」となっているゲームにDXVKを噛ますことで、DirectX11世代のビデオカード(GeForce 600シリーズから900シリーズくらい)を搭載するパソコンでも高確率で動かすことができる(絶対ではないので型番を付けてググれ)。

DXVK公式には「Linux向け」となっているが、CodeWeaversの中の人の活躍でmacOS(macOS High Sierra以降かつ64ビット環境)でも利用できる。

OpenGL信者たちは「最新のOpenGLは最新のDirect3Dに負けない機能を有する」と公称しているが、 「確実に動くのはDirect3D 9相当の機能のみ」というのが実情であり、 OpenGLの改善を待つよりVulkanに移行した方が賢明である。

関連項目

外部リンク