DXVK
2022年3月8日 (火) 03:48時点におけるAdministrator (トーク | 投稿記録)による版
DXVKとは、オープンソースのもとで開発されているWine関連のサブプロジェクトのひとつで、 「Direct3D (9/10/11/12)のAPIをVulkanのAPIに動的に変換するシステム」である。
概要
本来はLinuxのWineにぶち込むとDirect3D 10以降を必須とするゲームなどのプログラムがそこそこ動くようになるという代物である。
また、Windowsでも「DirectX12必須」となっているゲームにDXVKを噛ますことで、DirectX11世代のビデオカード(GeForce 600シリーズから900シリーズくらい)を搭載するパソコンでも高確率で動かすことができる(絶対ではないので型番を付けてググれ)。
DXVK公式には「Linux向け」となっているが、CodeWeaversの中の人の活躍でmacOS(macOS High Sierra以降かつ64ビット環境)でも利用できる。
OpenGL信者たちは「最新のOpenGLは最新のDirect3Dに負けない機能を有する」と公称しているが、 「確実に動くのはDirect3D 9相当の機能のみ」というのが実情であり、 OpenGLの改善を待つよりVulkanに移行した方が賢明である。
関連項目
- Wine
- CodeWeavers
- DX = 曖昧さ回避ページ