Headwolf HPad6

提供: MonoBook
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Headwolf HPad6とは、2024年4月にHeadwolfが発表した12インチのAndroidタブレットです。

日本の「技適」と「PSE」をクソ真面目に取得していることで一般人に人気のあるHeadwolfのタブレットです。当然のように他社製品で話題になったWidevine L1Netflixにも対応しています。

2023年12月に発売した「Headwolf HPad5」の後継機です。液晶が10インチから12インチに大型化し、ストレージが128GBから256GBに倍増、6軸ジャイロスコープなども搭載とわりと全方位に最強に弱点のないスペックとなっています。

本製品の最大の特徴は、なによりも「技適あり」という点で、さらにLTEのバンドが、B18(au)、B19(docomo)、B26(au)、B28AB(楽天モバイル)に対応している点です。競合製品は軒並み「日本のプラチナバンドには非対応」となっており地味に日本のあらゆるプラチナバンドに対応した11〜13インチ級のタブレットは本製品とiPad Proくらいしかありません。こいつはNTTドコモ、au、楽天モバイル、ぜんぶいけます。

主なスペック

OS

SoC

定番のG99です。性能的にはSnapdragon 695より若干マシな程度ですが「必要にして十分」ということで4万円以下の価格帯の製品は「G99だらけ」という状況になっています。

メモリ

  • 物理メモリ 8GB
  • 仮想メモリ 12GB

Hpad5との違いとして仮想メモリが8GBから12GBへと増量されました。仮想メモリを有効にするとストレージを急激に劣化させるため無効化が推奨されます。よってどうでもいい数字です。無視しましょう。

ストレージ

Hpad5との違いとしてストレージがeMMCからUFSにパワーアップしています。大雑把にいうと「SDカードのハンダ付け」から「SSDのハンダ付け」に変わったということです。eMMCとUFSはコマンドキューの有無の影響が大きく、複数アプリから一斉にストレージアクセスした際のパフォーマンスが大きく改善されています。公称で「40%高速化」だそうです。

ディスプレイ

液晶が12インチに大型化し、さらに解像度も1920x1080(16:9)から2000x1200(5:3)になりました。画面比率が5:3系は動画視聴だと余白ができますが動画編集だと余白エリアに編集ツールを置けるので捗るという特徴があります。また16:9よりも5:3の方がA4用紙(1.4:1)の比率に近いため読書なども画面に収まりやすい傾向にあります。

カメラ

  • リアカメラ 16MP
  • フロントカメラ 8MP

リアカメラは20MPから16MPにダウングレードしています。たぶんG99内蔵のハードウェアエンコーダーの性能に対してカメラをオーバースペックにしすぎたためダウングレードに至ったのだと思います。数字が大きければ良いというものでもないということです。

モバイル通信

  • モデム(デュアルSIM、nano SIM、1スロットはTFカードと排他)
  • 2G GSM: B2/B3/B5/B8
  • 3G WCDMA: B1/B2/B5/B8
  • 4G LTE FDD: B1/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28AB
  • 4G LTE TDD: B41

なんといっても「技適あり」が最大の特徴です。

Wi-Fi

Bluetooth

  • Bluetooth 5.2

センサー類

  • GPS
  • 6軸ジャイロセンサー

GPS(位置)に加え6軸ジャイロスコープ(方位)を搭載しています。ジャイロがないと位置情報を使うアプリの80%、、位置情報ゲームの100%はまともに動かないのでかなりポイントは高いです。完全に車載を意識したものとなっています。

その他

  • Wdevine L1
  • 4スピーカー(ステレオ)

Headwolfのタブレットは本製品に限らず従来から「4スピーカー」がイケてるのが特徴です。

バッテリー

  • バッテリー 8800mAh
  • USB PD 20W 急速充電器

Hpad5との違いとしてバッテリーが8500mAhから8800mAhに増量しています。また、リチウム金属電池からリチウムコバルト酸電池へと変更になり繰り返し充電時の耐久性が向上しているそうです。一般的なレビュー動画などでは検証されない点ですが重要なポイントです。

その他

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外部リンク